【意外と怖い】努力を壊す「もうどうにでもなれ!」を防ぐ方法
せっかく長年してきた良い習慣を糸がプツーン!と切れたかのようになる
心境に過去遭遇した事があるでしょうか?
この「どうにでもなれ!」はプラスにもマイナスにもなるが
状況次第ではあまりにもリスクが高い。
本日はそんな「どうにでもなれ!」を防ぐ方法を記していく。
【意外と怖い】努力を壊す「もうどうにでもなれ!」を防ぐ方法
この「どうにでもなれ」という現象は心理学ネーミングとしても
しっかり「どうにもでもなれ効果」という単語にまでなっているぐらいの専門用語。
今回、こういった事象を調査したのはアメリカのビジネススクールの研究である。
ところで「どうにでもなれ効果」ってどういう現象?
この「どうにでもなれ!」というモノは場合によるが
人を一気に天から地獄まで貶める場合もあり、大変危険な状態である。
身近な「どうにでもなれ」だと…
▼ダイエット系
せっかく長続きしていたダイエットも人付き合いでランチに参加。
それまで続けていた低糖質・野菜のみなど制限をしていたものが解放され
今までの継続がムダになる。
まぁここらへんだと”ダイエットあるある”でベターなんですよね。
では次に少し視点をズラし”その他”に関する「どうにでもなれ効果」を探る。
- 1万円・5千円より1,000円札×10枚、5枚の方が「頭の中でお金の価値が下がる」
- 絶対ゴミを捨ててはいけない地域でゴミが大量にあるから捨てる
この2点はかなり経験あるんじゃないでしょうか?
万券崩した時に”1万円”という価値のリミッターが崩壊し
「どうにでもなれー!」ってなるし、今のシーズンだと普段はキレイな川辺だが
花火大会などの祭りで露店のゴミが置いてあったら一緒に捨てませんか?
これら全て「どうにでもなれ効果」の心理が働いている。
ある種、病気のような「どうにでもなれ効果」なぜこのような現象が起きてしまう?
1万円も千円札10枚も同じ価値だとわかっているのに!
普段、ポイ捨てやゴミなんて捨てないのに!
心ではわかっているのに「なぜ?」と感じませんか?
それはアナタが考えている思想や目標”自体”に問題があります。
▼こんな思想や考え方はヤメた方がよい
- 目先の目標の設定する時の思考:今日は◯◯をしない!
- 悪い習慣を止めようとする時:今日は◯◯をしない!
「今日は◯◯をしない!」これ目標設定、悪い習慣を止める時に人間が
よく思う思考で全く同じ言葉だがこの”しない!”と思う考え方こそが
「どうにでもなれ効果」の発動トリガーとなる。
結局、どうすれば「どうにでもなれ効果」を防ぐことができるのだろうか?
研究チームによれば「どうにでもなれ効果」は以下3つで防ぐ事ができるらしい。
▼研究チームが唱える「どうにでもなれ効果」を防ぐ方法
- 目標は”目先”ではなく”長い目線”でプランニングする
- ”しない!”という目標じゃなく”する!”というプランを立てる
- 挫折からの逆転劇の数を計測する
この考えで、リアルにできる一例を出すとこんな感じでしょうか?
- ”1ヶ月”で3万貯金するではなく、”1年”で100万を貯めるプランを立てる
- 「今週は無駄遣い”しない!”」じゃなく「無駄遣いしない日を”増やす!”」
- 「筋トレ失敗した…ならば昨日の分は明日で取り返す!」その復活劇の回数を測る
まさかの「しない」じゃなく「する」も意味合いが違えば前向きに考えられます。
研究者たちいわく「3番目には特に集中した方がよい」と言われおり
「成功の数」ではなく「失敗からのリターン数」にフォーカスを充てる事が重要とした。
この考え方は「瞑想の世界」に若干、似ており「集中できた時間」が重要ではなく
「一度、気が逸れた意識をどうやって戻したか?」が重要で大事になってくる。
なので「戻すことを意識する」これだけで必然的に
「どうにでもなれ効果」は無くなっていくという構図でした!
これは自分にも言い聞かせないとなー!この思考が難しいんだってばよ!
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