お笑い芸人と精神(マインド)的な病気には密接な関係がある
テレビで見ない日はない「お笑い芸人」
でもふとした時、お笑い芸人と一般人の違いはなんであろうか?と思う。
世間でいう普通の感性でない部分、「ソコか!」と思うような着眼点。
そして時折、出てくる人格的なダーク(闇)な部分…
本日はお笑い芸人と精神病の意外過ぎる深い関係を書いていきます。
お笑い芸人と精神(マインド)的な病気には密接な関係がある
奇々怪界な言動をするお笑い芸人。
そのパフォーマンスは人々を常に笑いの世界へ誘ってくれています。
そんなお笑い芸人には共通する、とある特徴があります。
「え?あんなおもしろい人たちがそんなわけないじゃん?」
と思うかもしれませんがこれを裏付ける研究があります。
オックスフォード大学の研究で明らかになっており
実験内容は俳優・お笑い芸人(コメディアン)に対し、アンケートを実施。
気になるアンケートについては4つの項目から測定。
①:Unusual Experiences(異常な事象や経験)
マジックとかポルターガイストを信じたり、超自然的な事を感じたりしやすさ
②:Cognitive Disorganisation(認知的混乱)
集中力のなさ・気の散りやすさ・落ち着きのなさ
③:Introvertive Anhedonia(内向性無快感症)
人との関わり・社会的意識・物質的な楽しさ
④:Impulsive Non-conformity(衝動的な不適合)
突発的に衝動的な行動をとやすいかどうか
実施結果はお笑い芸人にはこの4項目全てで精神病になりうる傾向が強い!
という結果に終わった。
研究者によれば、常識的な考えを持たない人は
ギャグのような非日常的な創造性を作るにはかなり向いており
変わった思考からかアイデアなどは創作しやすい。との見解であった。
なるほど、過去に「人付き合いができない人ほどクリエイティブ」という
考え方に少し似ている。
認知科学的に統合失調症には変わった傾向が見受けられるという
ではなぜ統合失調症などの精神病気質の人が創作に向いているかという部分だが
一般的に「モノの捉え方と思考経路が全然違う」というところです。
例えば「えんぴつ」であれば一般的思考の流れは
「ものを書くもの」≫「手のひらが黒くなる」≫「懐かしい」
こんな認知になるかと思うが、統合失調症の人が”えんぴつ”を思考した際は
「ものを書くもの」≫「紙いっぱい黒く塗り潰したら時間経過はどれぐらい?」
「黒」≫「黒といったらイカスミだな」などと閃くポイントが全然違う。
こういう変わったモノの見方から世間でいう「笑い」は生み出されている。