【勝手なイメージを払拭】外向・内向2つの性格イメージの間違った認識6選
アナタの外向的な人・内向的な人のイメージはなんでしょう?
アナタの持つイメージはもしかすると間違っているかもしれません。
本日はそんな記事の内容になります。
【勝手なイメージを払拭】外向・内向2つの性格イメージの間違った認識6選
今回はローリー・ヘルゴーの著書「内向的な人こそ強い人」からお届けする。
それでは早速、外向的・内向的なイメージはなんだろうか?
▼世間で認識されているであろう2種類の性格イメージ
・外向的な性格イメージ
- 提案(プレゼン)などが上手い
- 仕事の要領がいい
- 自分勝手
- 世渡り上手
- コミュ力がすごい
・内向的な性格イメージ
ザックリし過ぎだが、まぁこんな感じだろう。
それでは次に著書に記載されていた、内向的・外向的性格の間違いをまとめていく。
間違い①:外向的性格は計画が浅はかである
外向的性格の人は立ち振る舞いの”チャラさ”から「プラン」などは浅はかだ!
などと言われがちだが、それは全くの間違いである。
▼内向的な人のモノの考え方
内向的な性格の人は課題に対し、考え事の時間を設け、黙り自分の頭で
整理し行動に移すような動きをする、要は「熟考する」というスタイル。
▼外向的な人のモノの考え方
情報は関わる人から仕入れるスタイルが外向的なやり方。
他の人から情報を取り込み、その意見を素直に聞き入れ実行に移す
単純に考えの処理の仕方が違うだけで決して「浅はか」という訳ではない。
間違い②:外向的な人は「他人の意見を受け入れない」
外向的な人は「唯我独尊」っぽいイメージだが、これも間違い。
▼内向的な人
「落ち着いて話を聞く」という勝手なイメージを持ちがちかもしれないが
それはただの「聞き上手」なだけである。
▼外向的な人
以上から外向的な人は「話を聞かない」じゃなく「話を聞く事」で
情報を取り入れて適切な”返し”をしているだけ、やり方が違うだけ。
間違い③:人の性格は「外向的」「内向的」しかないと極端に思っている
これは過去の記事に書きました「外見がいいヤツほど「商売」が下手くそ」で
紹介した内容だとちょうど真ん中のキャラが一番、いいポジションとなっている。
間違い④:内向=幸福度が低い・外向=幸福度が高い
外向的な人は煌びやかなイメージから勝手なイメージで幸せの物差しを
計られていますが、これも間違い。
▼内向的な幸せ
内向的な人は外からの刺激(弾けた遊び)を若干、苦手な傾向にあるので
安息や自分の時間など基本、静かな楽しみをコッソリ味わうのが幸せなだけ
▼外向的な幸せ
イメージ通り、外からの新しい事などに幸せを感じる。
テンションがあがるような経験などから幸福を感じたりする。
それぞれの「幸せ」自体の感じ方が違うだけで、逆に世間のイメージである
「アクティブ=幸せ」の認識の方が逆におかしいのである。
ニュースなどに踊らされてはいけない。
間違い⑤:内向的な人はトーク・プレゼン(提案)が下手くそである
これもイメージで踊らされていますね。完全に間違いです。
基本的には開放的なトークができる「外向的な人」が向いていると
思われがちだが内向的な人は事前に予行練習などを実施し
むしろ外向的な人よりもパフォーマンスが上がった!という実験もある。
以上から、外向的な人だけが「喋りが上手い」とは限らない。
間違い⑥:内向的な人は「恥ずかしがり屋」である
これもベターな印象でしょうが間違えです。
内向的な人は他人と話をする際、頭の中では「こう喋ったらこう返ってくる」と
考えて話す傾向があるので、会話のキャッチボールにズレが生じてしまう場面が
あるだけで、それは恥ずかしがり屋でもなんでもない。
その長考する”間”だけで「恥ずかし屋さん」キャラが定着してしまっただけ。
まとめ
以上、外向的・内向的の性格・印象イメージの間違い6選でした。
結局、両向性な性格がイチバン有利に物事を運べそうである。
▼今回の議題本