【酒×記憶=寿命】日頃のお酒は色んなモノと引き換えにしている飲み物
日頃のお酒楽しんでますか?
仕事終わり・風呂上がり・何かを達成した一杯は格段上の美味しさです。
本日は我々、飲兵衛には厳しい記事になります。
過度のお酒の摂取は記憶力低下・最終的には寿命にも影響が出てくるというお話。
【酒×記憶=寿命】日頃のお酒は色んなモノと引き換えにしている呑み物
これは米国神経学会の学会雑誌に掲載された研究で明らかになっている内容は
「酒を毎日”2杯以上”呑んでいる人はそうでない人と比べ、物忘れが6年早まる」
というもの、6年って結構具体的ですよね?研究の対象になった被験者は
その数5,000人(男性)以上、期間においても10年間の歳月を使っているので
結果内容に関してはかなり信憑性は高いものと推測する。
「酒量(2杯)」ってどれぐらい?そして真逆の研究もある
おそらく「2杯てどれぐらいの目安なの?」と気になるところですよね?
▼調べてみた酒量目安
- ビール・発泡酒など:ロング缶が2本相当
- 焼酎(ロック):1,2号相当
- ウィスキー:ダブル2杯相当
- 日本酒:2号
- チューハイ・サワー系:3缶(350ml)
- ワイン:ボトル半分まで
こりゃまた意外と一般人目線だとまぁまぁな量な訳ですが
酒豪からするとこれぐらいは1日でペロリと飲み干してしまう事でしょう。
後、冒頭で「記憶力が悪くなる」という研究から真っ向から反対する研究も存在。
エセクター大学の研究で「アルコールは初期の学習の想起を後押しする」というもの。
男女88名、2グループに分け事前に単語学習を実施。
その後一方はアルコールを好きなだけ摂取(1人あたり最大4杯ほど)させ、
もう一方はアルコールを飲ませなかった。翌日、単語学習の認知実験を
行ったところアルコールを摂取した方が成績がよかったようだ。
研究チームによればアルコールを摂取すると学習の過程を止めるが
摂取直前に覚えた語学などは記憶定着には効果的なのではないか?と仮説した。
しかし、この研究はあくまで短期的な効果かつ、長期的な記憶に繋がるような
証明、立証がされていない。
結局、お酒と記憶の大事なパーツ「海馬」とはあまり相性はよくない!
というところに落ち着く。
▼本日のまとめ
- 酒量は身体が元気なうちに飲むなら、短期的に記憶力向上の働きを見せる
- お酒の飲む量が定着化
- 最終的に飲む量が減らせなくなり、一般の人より「物忘れ」が早く発症
- 物忘れが及ぼす様々な身体障害を発症、実質寿命が縮まる
とまぁこんな感じでしょうか?
いずれにせよ、アルコールによる有害となる悪影響は忘れるべきではない。