【漠然ではなく明確に!】ヒトに尽くす目標はマクロではなくミクロに!
過去に「人助け・貢献による幸せ」を書きましたが
本日はその目標はもっと細分化して設定すべき!という記事になります。
【漠然ではなく明確に!】ヒトに尽くす目標はマクロではなくミクロに!
過去でアダム・グラントの「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」に
ついての記事を書き、「幸せは人助けで生まれる」と学びました。
今回はその延長線上で「目標は広くでっかく考えるのはダメ!」というお話です。
人助けのゴール設定は明確しないと逆に不幸になる
スタンフォード大学による研究「具体的な目標でヒトは幸せになる」からの
論文によれば、ふんわりした目標設定だと与えた幸せは半減し幸福度は下がるらしい
▼実験方法
- 6つの野外活動(ボランティア)に参加
- グループAの目標:「みんなを幸せにする!」「誰かを笑顔にすること」
- グループBの目標:各自に役割を分担し、枠組みを設けた
この結果、グループBの方が尽くしている内容こそ、しょうもないが
達成感を感じ、もちろん幸福度は上昇。
漠然な目標を設けたグループAは目標の効果や期待と現実とのギャップにより
幸福度は減少。同じ活動であってもここまで幸福度は変動する事がわかった。
ただ闇雲に目標を設定はしない方がよい
「地球の為に!」「日本の為に!」などと規模がデカすぎる目標を立ててしまうと
その規模感から「結局、落とし所はドコなの?」「何がゴールなの?」などと
目標迷子になり、最終的に燃え尽きてしまう。
▼幸せを得る為、人を助ける正しい目標設定の考え方
- 自分のチカラが及ぶフィールドで目標設定をする
- 「Aさんを5回笑わせる」といった小さい目標設定をする
- 自分で損失がある「人助け」は本当の幸せではない
しっかりと自分を見据え、自分が与える事ができる幸せ容量を考え
ゴールの設定をしながら目標を完遂する事で幸福度は正しく向上する…
当たり前なのだが、ヒトは抽象的な目標で幸せを求めすぎている。
現実的な与えるを実践し、他人も自分も幸せになろう。
僕の本日の目標はコンビニの店員さんに「いつもご苦労様」と言う!という
小さい目標に設定しようと思う。
▼アダム・グラントの著書「ギブアンドテイク・「与える人」こそ成功する時代」