【化学分析】結果を残し続けるアスリートも実践!プロのメンタル操作術
日常における感情や精神のコントロールは非常に重要です。
緊張や不安などで普段のチカラが出せない!なんていう事もある。
そんな不安・緊張を物ともせず結果を出すのがアスリートたち!
本日はそんなアスリートも実践するメンタルコントロールを化学目線で解説します。
結果を残し続けるアスリートも実践!プロのメンタル操作術
不安や緊張で練習の成果が出ない事をスポーツ業界では「チョーキング」と呼び
大きい大会なればなるほど、萎縮しパフォーマンスは低下してしまう。
常にそんな状況に晒されているスポーツ選手・アスリートたちは
感情コントロールがうまい。
本日はメンタルコントールのプロたちは一般人となにが違うのか?を調査。
被験者詳細と計測方法などはこのように行われた
この研究はヨハネス・グーテンベルク大学によって行われたもので
310人の被験者によって測定された。気になるスポーツと理由は以下である。
▼対象スポーツ競技:「卓球」
▼決められた理由:細かいメンタルが結果を左右するスポーツである事から
▼この310人の選手たちのキャリア・年齢など
- 国:ドイツ
- 卓球歴(平均):24年
- 被験者年齢:39歳前後
かなりこの道を極めたような人たちが研究対象。
次にアスリートたちへの「リサーチ方法」については以下2つ
- 前シーズンのプレイを振り返り、試合直前などに実践した精神統一術を思い出す
- そのメンタルテクニックを他アスリートたちと比較をする
すごいシンプルな内容ですが、これで上位アスリートとの比較データが取れる。
310人のデータから4つの共通点がわかった
それでは早速、気になる結果を発表するとこんな事がわかった。
▼ランキング上位の人ほど行っていたメンタルコントロールテクニック
- フィジカルな動きを実践(肩を上下する・ストレッチをするなど)
- 自己暗示(「お前ならデキる!」のような自己を鼓舞する働きかけなど)
- 作戦を練る(今回の試合はこの戦略で戦う!みたいなリサーチ)
- オーバーな立ち振る舞い(自信に満ち溢れた発言など)
予想はできそうな結果だったが、上位になればなるほどこの4つのトレーニングは
実践していた傾向であった。
これとは逆に上位アスリートたちが行っていなかったメンタルトレーニングは
- 常に最悪を想定するようなメンタルトレーニング
まぁこれから立ち向かうのに最悪なシーンをイメージする人は少なかったという事
さらに前々シーズンから前シーズンの成績が良かった人たちは
よくアスリートたちはSNSやインタビューに対し、「俺はデキるぞ!」みたいな
発言を見かけますがこれは効果があるのかもしれません。
(余談)短期的には自己暗示はよい・しかし長期的には他がよい
今回、行った研究は短期的な研究で確かに”今!ココで!”という場面で
自己暗示をかけるなどは効果は多少、伺えるかと思うがあくまで”短期的”という事
人生は何十年もかけていくので、長期的には過去に書いた
セルフコンパッション術をオススメしたい。
▼アスリートが取り入れるメンタルトレーニング術