【逆効果?】自己啓発本などよくあるネタ4つの間違いと正しい対処法
「◯◯をしたらよくなる」こんな考えを持て!
などというネット記事や書籍など様々ありますよね?
しかしこれらの中に既に科学で否定されたものが紛れていたらどうですか?
今日はそんな間違いと正しい対処法を記載していく。
【逆効果?】自己啓発本などよくあるネタ4つの間違いと正しい対処法
それでは早速、間違いの自己啓発系を見ていきましょう!
「え?これ間違いなの?」というものがあればスグに止めましょう。
よくあるネタ①:目標を具体的にイメージすれば実現する
「目標を見える化・可視化すれば成功する!」みたいなネット記事をよく見ますが
スポーツ心理学でゴールなどをイメージしても全く記録が伸びなかったと実証済み。
また心理学で有名な方でシェリー・タイラーさんが言うには
「見える化をしたところで当人の気分が向上するだけでその他の効果は見込めない」
とガッツリ発言したみたいです。悲しいかな…
▼ならば正しい対処方法は?
先ほどのスポーツを例にすると、ゴールに必要な手順を明確にした上で
その段階やステップをイメージし、トレーニングする。
カリフォルニア大学の研究では”良い点数を取った自分”をイメージするより
”図書館で勉強する自分”をイメージした方が成績は上がったという事もわかっている。
よくあるネタ②:アフォメーションによる自尊心向上
アフォメーション(自分自身に対する肯定的な宣言のこと)を使い
ポジティブになるように自己暗示をかけよう!という内容。
これは効くのは効くんですが、心理学的には結構、否定的みたいです。
テキサス大学教授が言うには「人間の自尊心は周囲の評価によって
常に変化するため、自分で何度もポジティブな暗示をかけても意味がない」
との事でした。でも効くのは効くみたいでやり方を変えれば良いのかな?
▼ならば正しい対処方法は?
自尊心を高めるにはやはり周囲からの高い評価が必要になる!というのが
心理学的にも言われている。なので自分の承認欲求を満たしてくれる人と
付き合うのが手取り早い、そこからセルフコンパッションを鍛えれば良い。
よくあるネタ③:意気消沈した時にポジティブな事をイメージする
何かの失敗・挫折などで落ち込んだ時にレッツポジティブシンキング!
なんかよくあるネタですが、これも逆効果だそうです。
とある研究によればダメだったイメージから無理やりに気をそらすのは完全逆効果。
不安やストレスを頭から拭いさろうとすると、人間の脳は逆にネガティブな
イメージに集中してしまうという。
▼ならば正しい対処方法は?
ストレス・不安など貯めてしまった場合は自身の信頼する人に話を聞いてもらう。
友達・恋人・セラピストなどとパーっとできるところや、公園などの物静かな所で
気持ちなどを打ち明けるという原始的な方法が単純で正解なのである。
よくあるネタ④:怒りのボルテージが上がった時は発散しろ!
「怒ったら感情に身を委ね、被害がない枕などで大声で叫んだりしましょう!」
などと聞きますがコレも大きな間違いで、アイオワ州立大学によれば
感情の発散は治ったハズの怒りを再熱させるだけで、フラストレーションが
余計に溜まってしまうようです。
▼ならば正しい対処方法は?
研究をしたブラッド・ブッシュマン教授が言うには
「怒りを発散するのではなく”紛らす”という部分に意識を向けるべき」との事。
喜怒哀楽のポジティブな感情は”喜”と”楽”なので笑える映画の視聴や
心地の良い音楽を聴く、または精神を落ち着かせる運動(ヨガ・ストレッチなど)が
適切な対処方法。
まとめ
さてどうだったであろうか?今だにはこびる自己啓発系の間違いネタでした。
もしかしたら僕の書く記事も既に科学的に否定されている事かもしれない。
信じるか信じないかはアナタ次第でしょう。