気付けばお金がない!浪費癖を正す「気付き」と「解決法」
「今月もやっちゃったよ…」月末になればお財布の中身がスッカラカン…
そんな人は大勢います。なぜ自分に入ってくるキャパ以上のお金を使ってしまう?
本日は浪費癖の原因と気付きと改善策を記していきたいと思います。
気付けばお金がない!浪費癖を正すには「気付き」と「強制」
お金に関する研究によると月間になんと平均で139ドル(約15,000円)も
無駄遣いをしている事が分かった。しかも無駄な出費と自覚した人は75%にも
及ぶという驚愕な研究結果となった…人はなぜこんなに”イラナイ物”を買うの?
不要な出費は”本能”である「欲望」がそうさせている
この研究の無駄に出費したお金のほとんどは下記に分類された。
- 購入時の手数料・金利・過払い
- 衝動買い
- すでに持っている商品の購入
ちなみに研究では無駄遣いナンバーワンは「食品」が多く
俗にいう「買い食い」が出費のほとんどを占めていたという。
なぜ既に持っていて・一時的な衝動で購入をしてしまうのか…?原因を探っていこう。
【購買欲=本能】そこにモノがあるから!という「欲望」がそうさせている
購買欲は本能(欲望)がそうさせている。
研究結果で購入をする際になにを基準に購入をしているのか?とアンケートを
したところ下記基準より購入している結果となった。
▼被験者の購入の物差し
- 本当に欲しかったモノ
- 便利だと思ったモノ
- 気持ちが高ぶるから
この購入の決め手は問題はない…がしかし被験者たちはこの気持ちから
購入したのにも関わらずなんと被験者の75%が「無駄な出費だった」と回答。
これは一体どういう事だろう?そう、脳が勝手に「欲しい!」と錯覚しているだけ!
本能がその場面で勝手にそうさせて、クールダウンした時に
これは「イラナイ!」となったのである。あまりにも無駄すぎる…
こんな気持ちになる人は浪費癖予備軍
それでは具体的に無駄なお金を使う場面はどんな場面なのか?
下記項目に該当する人は浪費癖予備軍というか浪費癖気質な人。
▼こんな時は無駄にお金を使いがち
- その商品を見た瞬間、一目惚れしてしまう
- 特に空腹でもないのに飲み物・食べ物をテイクアウトしてしまう
- 呑みの席で「今日ぐらいは…」とよく思ってしまう
- お金を支払うと気分が晴れたようになる
この4項目に該当する人はこのシーンは”無駄遣い”を助長するので
「だってしょうがじゃないか!」じゃなく、しっかりと向き合い
お金の使用するバランスをちゃんと”気付く”べきである。
衝動買いはちょっとした工夫で解消できる
衝動買いの解消法は全部で3つの事をしてやるだけで、改善できる。
▼脱衝動買いアクション術3選
- 目に止まった商品をスグに手に取らず、その商品について考える
- ショッピングの際は買い物カゴは持たない
- その商品の価値を他のモノと比較する
▼目に止まった商品
目に止まり、商品をスグに手に取ってしまうと「買わなきゃ!」という心理になる
なので、手に取らずじっと商品を見つけ効用や自分が実践するイメージを考える。
▼ショッピングのカゴは使うな!
ショッピングカゴについては脳は無意識で「籠の中身を一杯にしなきゃ!」と
捉え、余計な商品まで購入してしまう。これは欧州の研究で立証しており
スーパーにおける購買行動は下記の割合になっている。
- 買い物カゴを使用する客が実際に品物を買う割合:75%
- 買い物カゴを使用しない客が品物を買う割合:34%
▼その商品の価値を他の商品と比較する
「Aの商品をBにすると3つ買える!」などお金の流れをイメージするでも良いし
「Aの商品はBとCを掛け合わせたら代用できるし、いらない」など
その商品に対する価値観をシッカリと見定めるという事。
「いい匂い…今ココで食べたい!」買い食いは計画的に行う
買い食いはその場の本能(食欲)によって起きている。
この欲望を抑えたいなら、1ヶ月のスケジュールの中に「買い食いの日」という
ご褒美Dayを設けるだけで買い食いの回数は減り、さらにそれに向けて頑張る!
という目標もできるので同時に幸福度も上がる!
呑みの席によく行くのはキャッシュフローが良いから!ならば強制策!
呑み会に行く機会が多いのはお金を使うために便利な機能を持ち合わせているから
(クレジットカード・キャッシュレス・Suicaなど)
ならば強制的に普段から現金主義に切り替えたら、その機会も少なくなる!
だってお金がないんだもの!笑
「金を払って気分スッキリ!」と感じるのはストレスのせい!と気付くこと
この”ストレス”という項目が最も浪費癖解消への難関ポイント!
コツは「ストレス解消法は”お金”を使うことだけじゃない!」と自覚する事!
そしてお金を使う事以外でのストレス解消法(例:マインドフルネス瞑想など)を
取り入れてみる事をおすすめする。
▼有名大学の研究盛りだくさんのストレス改善方法の本
お金使いすぎ症候群改善のまとめ
結局のところお金の使いすぎは精神を調整する事でどうにでもなる。
自分が無駄な買い物をしているという「気付き」とそれは「ストレス」から
起こっているものと判断できれば、自然にこのような現象は改善される。
もし最近「お金使い過ぎだなぁ…」と思うのであれば
節約術として、是非とも実践してみてくれ!