【クレジットカードを再定義】お金の変革もたらす「Apple Card」
Appleの2019年3月25日に行われたイベントを覚えているであろうか？
綺麗なグラフィックでゲームできるんだぜ告知…すごいでしょ！
…振り返ってみるとこの時の唯一のイベントは
「Apple Card」が新しい”アップル商品”です！というドヤ顔イベントだった。
パンチが弱かったので逆によく覚えています。
目立たなかったからこそ、「Apple Card」の魅力を伝えたい想いから
本日は今までのクレジットカードとどう違うのか？を記していく。
【クレジットカードを再定義】お金の変革もたらす「Apple Card」
「そのカードはあまりにもシンプルであった」
おそらくこの言葉が率直な感想であった、常識をかなり斜め上をいった商品で
- クレジットカードにあるはずの16桁の数字はない
- 有効期限なども記されていない
- 表面にあるのはICチップのみ
- マスターカード・アップルロゴだけ
- セキュリティコード(裏面の3桁の数字)も記載なし
本当にこれだけ！材質はチタンで非常にシンプルなカードだ！
それじゃどうやってセキュリティを管理してるの？
その役割を果たすのがApple専用のアプリで全て管理する事ができる！
立ち上げる毎に毎回パスコードが変わるのでセキュリティはクレジットカードより
高く、面倒くさい更新手続きも不要になる。
改めてApple Card(アップルカード)の特徴をまとめてみよう！
キャッシュレスとクレジットカードの丁度、狭間にいる「Apple Card」
その特徴を少しまとめてみよう。
Apple Cardの特徴まとめ
・チタン製のカードでカード番号、セキュリティコード・有効期限等の署名がない
・ユーザーはカード番号を気にする必要はない、毎回生成されるCVVを端末に入力するだけ
・年会費・海外決済手数料・遅延損害金・限度額超過手数料がない
・iPhoneの「wallet」アプリで管理。マシーンラニング、Mapアプリで利用場所の特定
ラベルでカテゴライズ、また支出についても自動集計が可能
・返済の遅延が起こっても利子も表示してくれる
・iPhone・iPad等、所有する全てのデバイスでシームレス操作可
・「Apple Card」で決済をすると決済”当日”にキャッシュバックを受ける事ができ
Apple cash残高に反映される
・Apple Payを介して一般の買い物の場合は2%の還元、Apple製品の場合は3%、その他カードの場合は1%
・Apple Cardを利用した情報は”ドコ”で”ナニ”を買ったのかは知らされないので
サーバーにも保存されず第三者に知られる事はない
これかなりすごい事ですよ…キャッシュレスでもクレジットカードでもない
まさに独自すぎる技術。
金利設定も通常のクレジットカードよりも2〜4％は安くされてるし
購入情報も残らないので履歴もわからない、パスワードも毎回変わる。
「Apple Card(アップルカード)」はただユーザーにカードを発行させたいだけ？全然違う！
日本人の考えだとクレジット発行会社が多くあり過ぎるせいか
「電子決済サービスを利用させたいだけでしょ？」と思うかもしれないが
それは違う。ではAppleのどこに大きなインセンティブがあるかというと
「カードの不正利用の激減」である。
Appleより正式な発表はないものの、iPhone・Apple watchを用いて
店舗、オンラインで決済を行う事でスキミングや不正行為が減少する為
カード発行元のコストは大きく軽減されるのである。
その為、アップルへの手数料支払いを許容できるといった仕組みだ。
要はアップルペイという画期的な電子決済によるクレジットカード会社側の
運営コスト削減がそもそもの原資となっていると推測。
「Apple Card」は大人をターゲットにしてると思うかもしれないが真のターゲットは「若年層」
3月に行われた発表は大体的に行われyoutubeの動画配信でも
取り上げられ、webニュースにも取り上げられ”祭り状態”なりました。
これは若年層に向けた発信でキャッシュバック制度にあらゆる手数料の廃止
チタン製のカード、さらにはシンプルおしゃれ、導入のしやすさ、決済のしやすさ
クレジットカードはお金の象徴でもあるので、ある程度、見栄を張る事ができる。
初めてのカードをプラスチックカードで欲しがりますかね？
そうです、真のターゲットはこれからクレカを欲する若年層に向けて
発信されたカードなのである。とにかくインパクトが凄かった
この「Apple Card」は日本上陸までまだ期間があるが新たな進展を期待して待ちたい。
▼Apple公式サイト(US)
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