【座りすぎ代表国「ニッポン」】イスに座り続けるのは喫煙と同等?正しい座り方「ゼロポジ座り」
腰をかける為に必要な道具「椅子」
このイスに座り続けるリスクを考えた事がありますか?
本日は「座る」リスクの数値化し、座るが引き起こす恐怖と正しい座り方を
ご紹介していく。ちなみに僕は立ちっぱなし作業歴1ヶ月でもう慣れてきた人。
【座る国「日本」】座りすぎは万病のもと、正しい座り方を学ぶ
足腰ってのは人間の動作を担う非常に重要なポジションです。
文明は農作業より始まり、今ではパソコンなどIT機器が普及し作業は
足腰を中心に使う作業から手先を中心とした作業になってきております。
それが故に社会での業務は「イスに座っての作業」がメインになりつつあります。
現代の人間は椅子に座っての作業どれぐらいだと思いますか?
上記説明した通り、イスでの作業が人類史上ないほど長くなっております。
その時間は睡眠時間を超えると言われており、1日平均9,3時間を椅子の上で
過ごしています。ちなみに睡眠時間の平均は7,7時間と言われています。
これって気にしない人が多いですが、コレ何気に異常な数値なんです。
▼ちなみに我が国「日本」は多い人で「10時間」も座りっぱなし
【豆知識】座り続ける死亡リスクを考えた事あるか?
「座る=寿命縮める」この考えに至る人はいないがしっかりと統計もある。
「座りすぎはタバコ同等の効果」「座りすぎによるガンのリスク」など
様々な研究発表がある。ここでその中のひとつをご説明する。
2012年にオーストラリアで行われた研究で4時間未満の人たちと比べ
11時間以上座り続けた人の死亡リスクはなんと40%の開きがあった。
▼統計グラフ
※グラフ対象年齢:45歳以上のオーストラリア人における死亡リスク
グラフをご覧頂き、気付いた方はいらっしゃるでしょうが注目してほしいのは
8時間から11時間のグラフの開きの部分で明らかに差が出ております。
4時間-8時間の差はあまりないことから「8時間」が寿命の明暗を分ける
結果となりました。
座りっぱなしのリスク:肥満を引き起こす
肥満な人は痩せてるの人よりも1日平均2.5時間多く座ると言われております。
そして座ってでの動作には色々と制限があり、動作にも制限があります。
ここで座って行う仕草と立ちながらする仕草の消費カロリーをグラフ化
座りながらできる作業は動きの制限が限られているので
運動らしい運動はできませんし、もちろん消費するカロリーも差が生まれます。
座った瞬間から既に体に悪影響を及ぼしている事実
次は座りっぱなしを時間軸に乗っ取り悪影響を及ぼしている事を記す。
▼座った後の「悪影響」時系列
さらに「座り仕事」がメインな人は「立ち仕事」の人と比べ
心臓病になるリスクは2倍増えるとも言われています。
あれ?でも日本は世界で平均寿命は高い国って言われてなかった?
実はその疑問、正解なんです。
日本は世界的に見て有数の平均寿命が長い「ご長寿大国」なんです。
▼世界で見た平均寿命
でも座っている時間はダントツで長いのにナニコレ?的な感じな結果です。
「座る」より問題は別のところにあり!座り”ながら”する内容が関係する
座りながら行う行為…それは「テレビの視聴」です。
アメリカの研究では高年齢者(50歳から79歳)の男女に対し、その歳月9年に渡り
テレビ視聴時間と心臓血管系疾患での死亡率を測定しております。
▼統計グラフ
テレビを見ない人と比べ約2倍(1.85倍)も変わってきました。
このグラフを推測するに、テレビ自体が悪いのではなく、何もしない時間が増えると
それだけ血流が悪くなり、心臓血管系疾患のリスクが上がるという事です。
要は座りっぱなしというより、「座り方」を気をつけたらよいのである
はい。究極の座り方は「ゼロポジ座り」
「あれ?背筋をピンっと!90度にした方が良いんじゃないの?」と思われる方に
少し補足、確かにこの座り方で見た目もキレイに見えるかもしれませんが
見た目通り、腰や肩、背中に対する負担が大きすぎます。
体幹もインナーマッスルもない人がイキナリ90度のピーンとした座り方を
実践しても、疲れる要因になり結局元の姿勢に戻ってしまうのが関の山。
むしろ正しくない座り方を実践しても疲労感からイライラに発展、集中力にも
影響が出てくるので、極力無理をしない体勢を保つのが本来の正しい座り方。
一応、「ゼロポジ座り」は体幹・インナーマッスルも同時に鍛える効果も
実証済みで、これが癖付けばいずれ美しいフォームで座り集中力を継続的に保つ事ができるでしょう。
▼「ゼロポジ座り」