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【令和を反対する声もわかる】引用された歌集「万葉集」は”エロ”かった?

元号である「令和(れいわ)」

”令和おじさん”こと菅官房長官が見せたその姿は今メディアで見ない日はない。

安倍晋三首相はこの令和の由来は「万葉集」から取られたものと説明された。

「そうか、そうか…」と思っていたが、その「万葉集」が実は”エロ”いと気づいた。

【令和を反対する声もわかる】引用された歌集「万葉集」は”エロ”かった?

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万葉集」の歌から取られた新元号「令和」だが、肝心の万葉集はエロ満載であった。

おそらく万葉集が気になる人が多くなり、万葉集が売り切れになるという

異例の自体になった(あ、買った部類の人ですw)

それでは気になる万葉集の中身が気になりますよね?それでは例を出していきましょう。

万葉集」は人妻・巨乳のような表現が多数、もはやエロを詠む!

万葉集の中身は4,500首以上の歌をまとめた歌集となっております。

当時(8世紀)の日本には”ひらがな”や”カタカナ”というものは

まだない時代で中国の漢字を当て字にしていました。

なのでヤンキーや暴走族の死語「夜露死苦」は当時だと普通だったかもしれません。

▼それらを踏まえ例えをひとつ…

万葉集 巻九雑歌1759】

鷲(わし)の住む 筑波の山の 裳羽服津(もはきつ)の その津の上(うえ)に 

率(あども)ひて 娘子(おとめ)壮士(おとこ)の 行き集ひ かがふ嬥歌(かがい)に 

人妻に 我(わ)も交はらむ 我(わ)が妻に 人も言問(ことと)へ 

この山を うしはく神の 昔より 禁(いさ)めぬ行事(わざ)ぞ 今日のみは 

めぐしもな見そ 事も咎(とが)むな 

〈嬥歌は、東(あずま)の俗語(ぞくご)に「かがひ」と曰ふ〉

【今の言葉で訳します】

鷲棲む筑波の山の中、裳羽服津(もはきつ)のその津のほとり

若い男女が誘い合い、集まり遊ぶ嬥歌(かがい)では、他人の妻とわたくしも

交わろうと思うから私の妻に他の人も言葉をかけてやってくれ。

この山治める神さまが古来禁じて来なかった行事であるから今日だけは

厳しい監視はやめてくれ!男女の交わり咎めるな!

となっております。

もっとカンタンに言うと

「今日は筑波山の神が許した祭りだから、俺も人妻とチョメチョメをしよう!みんなも俺の妻に言い寄れよ!」

ということ!どんだけぶっ飛んでいる時代だったんだ!?笑

その他もありますぜ…

▼その他の例え

万葉集 巻九1738】

しなが鳥(とり) 安房(あわ)に継(つ)ぎたる 梓弓(あずさゆみ) 

末(すえ)の珠名(たまな)は 胸別(むねわけ)の 広き我妹(わぎも) 腰細の 

すがる娘子(おとめ)の その姿(かお)の きらきらしきに 花の如(ごと) 

笑(え)みて立てれば 玉桙(たまほこ)の 道行く人は 己(おの)が行く 

道は行かずて 呼ばなくに 門(かど)に至りぬ さし並ぶ 隣の君は 

あらかじめ 己妻(おのづま)離(か)れて 乞(こ)はなくに 鍵さへ奉(まつ)る 

人皆の かく迷(まと)へれば かほよきに 寄りてそ妹(いも)は 

たはれてありける

【今の言葉で訳します】

安房の国にほど近い周淮(すえ)の郡(こおり)に住む珠名(たまな)

胸の大きないとしい子ジガバチみたいな細腰のなよやかできれいな女の子

その顔立ちは端正で花のように微笑んで立っていれば道を行く

人は自分の行く先を忘れて呼びもしないのに家の前まで来てしまう

隣家の夫はまず先に自分の妻を離縁して娘が頼みもしないのに

鍵まで渡してしまうのだ

はい。これもさらにカンタンに訳します!

千葉県の南部にグラマラスな女性がいる!隣に住んでいる男なんて妻と離婚して

頼まれてもいないのに家の鍵を渡したみたいだ!

うーん…なかなかゲスい歌ですねw

当時は人妻・不倫が大ブームになっていた可能性が非常に高い!

当時の男女は若い頃の石田純一さんスタイルみたいな考えばかりだったようだ!

※まぁ本当は言っていなかったようだが、なぜかシックリきている。

▼参考記事

www.nikkansports.com

少し脱線したが、キニナル万葉集のさらに深く詠んでいってみよう。

▼これ2つの解釈が立てられており、おもしろい

万葉集 巻十1889】

我(わ)がやどの毛桃(けもも)の下(した)に月夜(つくよ)さし

下心(したごころ)よしうたてこのころ

【今の言葉で訳します】

わが家の庭の毛桃にも月の光が射して来て、ちょっとワクワクいい気持ち

不思議なことに近ごろは

「え?なにこれ?普通やん?」って思った人が多いでしょう。

実はこれ”隠語”が隠れています。

「毛桃」これ女性器の隠語です。

月もふたつの解釈があり、ひとつは「月経」

なので「ウチの娘も初潮がきたので、楽しみだなぁ…」的な意味でも捉えれる。

後「月」のもうひとつの解釈は「男性器」

「月夜にさし(刺し)」という部分が…まぁズッコンバッコン的なアレですね。

もうハレンチ過ぎます。こんなの歌にするなしwww

イメージが変わる万葉集だがシッカリ真面目なモノもあります!

真面目な歌ばかり集まったのが「万葉集」と思っていた人には申し訳ない。

実はこんなゲスい歌もあったんだ。もし学校の古典授業でこんなの出てきたら

もっと興味を持ち、勉強していたかもしれない。

最後のオチとしては日本の少子化を考えて万葉集から取ったというところに

少しばかりセンス感じる…さすがだぜ安倍首相!

※ちなみに新元号は梅32首の歌から取られたものです。

▼「万葉集」キニナル人はぜひ買って詠んでみて!おもしろいよ!